05May 2017
よく算数の問題はじっくり考えるべきだ、というお話をします。
できなければ当然、解説を読むことになるわけですが、実はじっくり考えていないと良くわからないのです。
じっくり考えて、グラフや図を書いてみたり、あるいは多少なりとも書き出してみたり、いろいろ試行錯誤していると、少なくとも問題についてはある程度理解できている。
太郎君が上流から下ってきて、下ってきたボールを拾うんだ、というようなことがわかってくるわけです。
そうなると、解説を読んで、「ああ!!」とわかる。「そういうことかあ!」と発見する。
しかし、そこまで十分に考えていないと、解説を読んでも良くわからない。「何言ってるの?」みたいな感覚だと思うのです。
だから、解説を理解するために、あきらめずにじっくり考える必要がある。最低15分は考えて良いでしょう。もちろん、そんなに時間をかけていては入試では間に合いません。しかし、今は試験を受けているのではなく勉強しているわけですから、しっかり考えることができる。
それだけ考えるから、解説が理解できる、というところがあるので、ぜひ、慌てずに丁寧に考えてほしいと思います。
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最終更新日: 5/6/17, 5:55 AM