09Feb 2022
新5年生の授業が始まりました。
これから2年間で志望校合格に向けて勉強するわけですが、それでもやはり長いなと思います。
大学受験だと多くの受験生はせいぜい1年半ぐらいが準備期間ではないでしょうか。高校2年の秋ぐらいからそろそろやろうか、みたいな感じ。
2年の受験準備というと、高校2年に入るともう受験勉強ということになるわけで、高校生にそんなことを言うときっと、「まだ早いよ」というでしょう。
小学生だから確かにそんなに無理なことはできないが、だからといってあまりに長すぎても飽きてしまうところはあるのです。
それに早く始めても、子どもの成長が追い付いていない場合がある。
本来学齢に合った勉強の与え方があるわけですが、今のペースは一昔前の飛び級のような状態です。
飛び級というのは学年を超えて先の勉強をすることで、これは子どもがそれなりに成長していないと、いろいろな歪を生みます。
実際に現在のやり方はいくつかの問題をはらんでいるのですが、特に最後のところにきて子どもがやる気を失っているケースがある。
これまで、できない、できないと散々言われてきたことで自信もやる気もなくなってしまっている。
最後に「僕がやりたいといったわけではない」みたいな感じになってくるので、無理がたたると子どもの成長にもプラスにならなくなります。
みんながやっているから、ということでスタートするご家庭が多いですが、本当に大丈夫か、確信を持てないままスタートしていることが多いでしょう。
なので、うまくいかないと感じたら、やり方を考えてみる必要があります。
何とか追いつこうと思って、どんどん底なし沼にはまってしまうことが良くありますから、気を付けてください。

最終更新日: 2/8/22, 7:50 PM
12Jan 2022
この学校に入ってほしいなあ、と親が思う学校もあれば、子ども自身が行きたいと切望する学校もあるでしょう。
しかし、現実、今の成績ではちょっと・・・、とつい考えがちになってしまっているのではないでしょうか。
でも、いくらなんでも、限度ってものがあるし・・・。
って決めているのは、ある意味大人だけかもしれません。
子どもたちは、むしろぜひ行きたいと思っている。だったら、狙えばいいと思うのです。
入試は1校だけ受けるわけではない。東京、神奈川の場合、多くの子どもたちは5〜6校受験します。したがって、第一志望もあれば、安全校もある。
しかし、子どもたちを引っ張るのはやはり一番行きたい学校ですから、そこを受け入れないと何事も始まらない。
今の成績は上げればいいのです。
まずは目標を受け入れる。さて、どうするか。一緒に考えていくことが大事です。

最終更新日: 1/11/22, 7:20 AM
08Jan 2022
5年生はいよいよ来月から受験学年を迎えます。
それに先だって、まず親の心構えをしっかり決めましょう。
これから、子どもたちはいろいろな壁にぶつかると思います。
わからないこと、できないことはたくさんある。こんなんじゃ、合格しないんじゃないか、という気持ちが親にも子にも出てくることは多々あるでしょう。
しかし、わからない、できないということを否定的に考えてはいけません。
わからない、ならどうすればわかるようになるか。
できない、ならどうすればできるようになるか。
ということを、親は一緒に考えていけば良いだけの話です。
子どもたちの能力は今にとどまるものではありません。。
テストの成績だって、ある瞬間の記録にすぎないということを考えておかないといけない。
山を登る道はいくつもあります。
早くすたすた登っていく子もいれば、道草をいっぱいする子もいます。
受験だけを考えても、6年生の2月に間に合えば良いだけであって、今がどうであるか、はあまり問題ではない。
現状を把握することは大事ですが、これからどうするかを一緒に考えていけば良いだけだと思います。
組分けテストにしろ、月例テストにしろ、その子の瞬間を記録しているにすぎない。
明日のことなど何も示してはいません。
できなければ、できるようにする。わからなければわかるようにする。
この考え方を、ぜひお父さん、お母さんにはしっかり持っていてほしいと思います。

最終更新日: 1/7/22, 2:57 PM