01Sep 2022
中学受験の範囲は途方もなく広いものです。
学校の教科書で見ると中学3年生まで広がっています。だからそれをすべてマスターすること自体がなかなか大変です。だったら基礎だけしっかり固めて、必要な応用力は受験するであろう学校の対策でつければいいのではないか、ということで、フリーダムではそれぞれの志望校の学校別対策で応用の枝葉を広げていくことを考えています。
一番行きたい学校の入試に沿って応用力ができればいいわけです。
だから受験カリキュラムが前倒しになっていますが、そこは基礎がしっかりしていればいい、と切り替えてください。つまり、あまり難しいことが4年生や5年生のうちにできなくたっていいのです。それよりは基本問題ができることに注力する。
そして早めに第一志望を絞り込んでいくことです。むしろ学校別の対策を早めに始められるようにすれば良いのです。
例えば国語の読解問題はどこの塾のテキストでも、だいたいはどこかの学校の入試問題なのです。だったら、他の学校をやるよりは自分が受ける学校の入試問題をさっさと解き始めた方がよほど効率が良いはずです。でも塾ではそんなことはできません。当たり前ですが、みんな違う志望校なのだから、みんながそれぞれの志望校の過去問を解き始めたら授業になりません。
だから共通な話題を持つ題材を選ぶわけだけれど、それが自分が受ける学校の出題に沿うかどうかわからないわけです。だったら、基礎だけがんばって、後は自分の受ける学校の勉強対策をした方がよほど良いということになります。
今4年生、5年生のご家庭はもしかすると大変な想いをされているかもしれませんが、応用まで行かない、と思うのであれば切り捨ててしまうと良いでしょう。基礎まで中途半端になることの方が怖い。むしろそこに集中して、そこまでできたらもうOKを出してあげていいのではないでしょうか。
後は6年生になって、学校別対策で応用の枝葉を広げていきましょう。
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最終更新日: 8/31/22, 12:31 PM
09Feb 2022
新5年生の授業が始まりました。
これから2年間で志望校合格に向けて勉強するわけですが、それでもやはり長いなと思います。
大学受験だと多くの受験生はせいぜい1年半ぐらいが準備期間ではないでしょうか。高校2年の秋ぐらいからそろそろやろうか、みたいな感じ。
2年の受験準備というと、高校2年に入るともう受験勉強ということになるわけで、高校生にそんなことを言うときっと、「まだ早いよ」というでしょう。
小学生だから確かにそんなに無理なことはできないが、だからといってあまりに長すぎても飽きてしまうところはあるのです。
それに早く始めても、子どもの成長が追い付いていない場合がある。
本来学齢に合った勉強の与え方があるわけですが、今のペースは一昔前の飛び級のような状態です。
飛び級というのは学年を超えて先の勉強をすることで、これは子どもがそれなりに成長していないと、いろいろな歪を生みます。
実際に現在のやり方はいくつかの問題をはらんでいるのですが、特に最後のところにきて子どもがやる気を失っているケースがある。
これまで、できない、できないと散々言われてきたことで自信もやる気もなくなってしまっている。
最後に「僕がやりたいといったわけではない」みたいな感じになってくるので、無理がたたると子どもの成長にもプラスにならなくなります。
みんながやっているから、ということでスタートするご家庭が多いですが、本当に大丈夫か、確信を持てないままスタートしていることが多いでしょう。
なので、うまくいかないと感じたら、やり方を考えてみる必要があります。
何とか追いつこうと思って、どんどん底なし沼にはまってしまうことが良くありますから、気を付けてください。
最終更新日: 2/8/22, 7:50 PM
12Jan 2022
この学校に入ってほしいなあ、と親が思う学校もあれば、子ども自身が行きたいと切望する学校もあるでしょう。
しかし、現実、今の成績ではちょっと・・・、とつい考えがちになってしまっているのではないでしょうか。
でも、いくらなんでも、限度ってものがあるし・・・。
って決めているのは、ある意味大人だけかもしれません。
子どもたちは、むしろぜひ行きたいと思っている。だったら、狙えばいいと思うのです。
入試は1校だけ受けるわけではない。東京、神奈川の場合、多くの子どもたちは5〜6校受験します。したがって、第一志望もあれば、安全校もある。
しかし、子どもたちを引っ張るのはやはり一番行きたい学校ですから、そこを受け入れないと何事も始まらない。
今の成績は上げればいいのです。
まずは目標を受け入れる。さて、どうするか。一緒に考えていくことが大事です。
最終更新日: 1/11/22, 7:20 AM