16Jun 2021
塾は、概ねカリキュラムが決まっています。
したがって、そのスケジュールにしたがって勉強が進むわけですが、しかし、本当のことをいうと、全員が同じペースでできるわけがない。
ある子にとってはもう少し時間がかかる、ということもあるだろうし、逆にある子にとってはもっと先に進める、ということもあるでしょう。
で、優先されるべきは、「本当にわかっているか」ということ。カリキュラムテストというのは、一応それなりに勉強が終って、ちゃんとできるようになった、という段階で受けた方が良いわけで、そうすれば、子どもたちも自信を失わなくてすむところはあるのです。
だからフリーダムではペースの自由を徹底しています。
フリーダムもカリキュラムは決まっていて、それなりに1週間で終らせることにはなっているが、それもやはり個々の状況によって違う。
だから、終らなければ翌週に回していきます。それでも担任が管理をしているので、何をどう進めるべきかを考えて、進むべきは進み、ゆっくりやるべきところはそうしている、ということなのです。
わからない状況にさらにわからないを積み重なると、結局時間が無駄になる。効率をあげるために、ペースの自由は大事な戦略なのです。
にほんブログ
最終更新日: 6/15/21, 9:39 AM
05May 2021
子どもたちの能力はさまざまです。
足が速い子がいて、頭の良い子がいて、計算が速い子がいて、絵が上手い子がいる。
全員がすべての能力に長けているわけではなく、すべてが成長途上。だから、子どもたちに合うやり方でその能力を伸ばすことが一番正しい道筋です。
ところが集団授業というのは、その集団のペースについていけないと、ダメになったような気にさせられてしまうところがある。
本来、受験というのは、合格するためにやることだし、中学受験は入試の一発勝負であることは明確なのだから、その一発勝負に間に合うように準備をすればいいだけの話なのです。
4年生の今頃にどんな成績であろうと、入試には影響はないし、実際にそんな時期に勉強を始めていない子どもだっている。それでも次第にみんなが準備を始め、試験で合格点を取れれば合格するわけだから、その子に合った道筋を開いてあげることが大人の役割だと思うのです。
もっと能率の良いやり方はないか、もっと素早く準備できる方法はないか、考えてあげて欲しいのです。受験勉強についてどちらかといえば過剰な負担が求められる傾向があるのですが、小学生の受験ですから体力的にも難しい部分がある。歯を食いしばって、みたいな感覚を小さいうちからあまり求めすぎないことが大事です。
にほんブログ
最終更新日: 5/4/21, 9:52 AM
01May 2021
フリーダムの月例テストは絶対評価ですから、順位も偏差値も出てきません。
ただ、カリキュラムがどのくらいわかったのかは、点数を見ればそれなりに分かるでしょう。
多くの塾で一同に介してのテストができないので、在宅で試験が行われていると思いますが、そうなると比較する、ということがあまり意味がなくなる。
同じ条件で行われていないので、比較しても仕方がない。
それよりも、実際の点数さえ見ていれば充分にその週の勉強なり、現状の勉強を把握することができるでしょう。
実はカリキュラムテストは絶対評価だけで十分なのです。
いたずらに偏差値やクラス分けで子どもたちの気持ちの波を作るよりは、こうやって一つ一つの問題についてどうなのかを吟味していく方が子どもたちがより前向きに勉強を捉えられる。
少なくもカリキュラムテストについては、比較することを卒業して良いのではないでしょうか。
にほんブログ
最終更新日: 4/30/21, 9:14 PM