10May 2017
少子化は進み、中学受験人口も減少を続けていて、本来であれば、そんなに中学受験は厳しくないはずなのです。
だから時々、学校の先生の話を聞くと「ここのところ、そんなにみんなができるわけではない」という話が出てきます。昔の方が、みんなできた。昔というのは、やはりゆとり教育華々しかったころ。円周率が3になる、みたいなときです。
みんなが危機感を持ったから、中学受験に集まった。だから、受験人口も急上昇しました。
しかし、今はそうではない。公立もゆとりをやめちゃったし、公立高校は大学受験実績を伸ばし始めているし…。
なのに、です。
中学受験の負担が減っていない。いや、むしろ増えているのではあるまいか、と思える。
ひとつにはカリキュラムが速い。なぜ、そんなに急いでやらないといけないのか。急いでやるということ自体が難度を上げている。昔の飛び級みたいなスピードがある。みんな飛び級したら、そりゃあ、できないだろう。
さらには毎月の組み分けテスト。
そんなにしょっちゅう、クラスを上下して、席も変わったら落ち着かないだろうなあ、と思うのです。せめて1学期ぐらい、同じでもいいのではないの?
結果としてどうも、ややこしくなっているような気がしてならないのです。案外、家で受験準備した方が楽かも、と思えるところはあるのです。
以前、遠いので平日は塾に来られない、という子がいました。だから土日だけ。前期は土曜日だけです。で、その分、家で勉強する。そんなんで大丈夫だろうかと思われるかもしれませんが、何、やることをしっかりやっていれば当然家でも十分に勉強できる。週1回確認して、わからないことを教えればしっかり進めます。無事第一志望の学校に合格していきました。
平日は夜遅くまで起きていることもないので、非常に健康的だった、とお母さんも感じていたそうです。
そんなのは無理、とただ思っているだけ、のところがあるのではないでしょうか。
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5月27日 "追加"中学入試説明会 「学校別対策の考え方」のお知らせ
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最終更新日: 5/11/17, 5:55 AM