26Jun 2017
学校別バインダーの進捗状況を聞いてきました。
現状、データの検証に時間がかかっていましたが、ようやくシステムと成績の整合性がとれてきて、峠を越えたようです。
これはある6年生の成績データを処理した結果です。算数のデータは各分野に分かれて指標を提示しています。
円の中心と外側の2つのパートに分かれていますが、これは本科(フリーダムカリキュラム)の内容を基礎と基本に分けてあり、基礎が真ん中、それよりやや難しい部分が基本としてその外側に問題が分類されています。
内側の灰色の線が解答数を表し、赤い線が正答率を表します。そしてその結果で濃い青い線が達成度を表示します。
赤と緑の分類は解いた問題数との相関を表していて、
濃い緑→たくさん解いていて正解率も高い。
うすい緑→解いた数は多くはないが正解率は高い。
うすい赤→解いた数は多くはないが正解率が低い。
濃い赤→たくさん解いているが正答率は低い。
と分類されます、したがってこの子の場合は、速さや平面図形、比と割合はまあまあ数も解いているし、できているが立体図形は基本になるとできておらず、容積はまだできていない。また場合の数や規則性はまだ練習していない、ということが表示されていることになります。
このデータに、学校別データも重ねてようやく、「良く出て、まだできない」問題の特定がされていくわけですが、基本データの整合性がとれたのでようやく進捗をお話しできる話になりました。
これからはもう少し詳しい進捗がわかってくると思いますので、またご報告したいと思います。
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最終更新日: 6/26/17, 3:55 PM