09Sep 2017
中学受験で1番力がつく時期はいつか、と言われれば間違いなくそれは入試前の3ヶ月でしょう。締め切り効果もあるし、知識も覚えれば得点に直接つながるとわかっているから、がんばって覚える。また、5年生のときにはバラバラだった理解が演習を通じてだんだん一つの系統を作り、なるほどこういうことか、と理解が広がって、今まで苦労していた問題も解けるようになるところがあるわけです。
ところが最近、この時期にあまり伸びなくなった。塾の先生たちと話をしてみても、みんなそんな印象を持っている。確かに他の時期に比べれば今でも1番伸びる時期かもしれない。しかし、昔ほどの爆発力はなくなった。あっというまに合格ラインをぶち抜いていくようなエネルギーを持った子がいなくなった。
まあ、それはそうだろうと思うのです。みんな疲れてる。もう受験勉強に飽きてる、というところがあるからでしょう。
だから、ここからの勝負のためには、あまりやり過ぎてはいけない。早くから始めすぎてはいけないのです。
結局、最後のところで追い込めるかどうかは、それまでの余力にかかっているところがあるので、一杯一杯にしないようにしてください。
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最終更新日: 9/10/17, 5:55 AM