01Feb 2018
東京・神奈川の中学入試がいよいよスタートします。誰もが落とさない漢字は確実に得点しておきたいところです。そこで、入試直前に知識の確認をしました。子供たちは「○○ちゃん、まかせてよ!」と自信満々。しかし、テストをしてみると、やはりミスが多い子はミスをしていました。では、どういうミスが多いのか。
①カネツする中学受験。
②生徒たちにカクセイキで指示を伝える。
生徒の答え
①加熱(中学受験が何に熱を加えるの?)
②核兵器(怖いよ。相手は生徒なんだから言葉を尽くそうよ。)
と思わずツッコミを入れてしまいました。
もちろん正解は、
①過熱
②拡声器
ようは、漢字そのものがまちがっているのではなく、問題文に戻してみると意味が通じないということです。カタカナの部分だけを見て「カネツといったら加熱だ」というように決めつけて答えているのです。
漢字の練習で大切なのは、漢字を字として覚えることではなく、語句として使えるようにすることなのです。きちんと問題を読み、意味を確認してから読みを書いてその横に漢字を書くようにするとよいです。特に、同訓異字・同音異義語は例文で使い方をマスターしないと実際の入試では対応できません。漢字や語句の意味もわからず、ただ10回ひたすら書いても、絵や映像として覚えているだけで使えるようにはなりません。
最近の子供たちはただ決められた回数の漢字を書いてそれで「やった!」と言ってきます。ぜひ、練習で書く回数ではなく、練習の質を向上させることを考えてみてください。
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最終更新日: 2/2/18, 5:55 AM