しかし、子どもたちの様子を見ていると、割と筆算をちょこっと書いて、答えを出してしまうことが多い。どこに何が書いてあるかわからないから、確かめようもない。しかも筆算の意味がわからない。
で、式を書く練習を始めるわけですが、しかし、元からどういうイメージになるかわかっていないことが多いようです。
式を書くというのはこういうことだ、ということが見えていない。
だからそういう式をいくつか見本として見せてあげる必要があるのです。例えば、授業中であれば、式を表示して写してもらいますが、具体的にどう書くのか、ということが見えていないと、うまくいきません。
さらに、それが定着するまでにはかなりの時間がかかります。
テストになるとどうしても急ぐから式を書かなくなるわけですが、本当は式を書いた方が効率が上がり、正確性も増すのです。
とにかく式をきちんと書けるようになるまで、具体的な式のイメージをしっかり見せてあげると良いでしょう。
今日の田中貴.com
受験で子どもと普通に幸せになる方法、本日の記事は
忘れているのは当たり前
中学受験 算数オンライン塾
6月15日の問題