子どもたちが受験勉強をする一番の動機になるのは、志望校に入りたい、と思うからです。
その学校に入ってこんな部活をやりたい、とか。こんな生活を送ってみたいとか。そういうことがわかっているから大変な課題もこなそうという気になるもの。
しかし、子どもたちの話を聞いてみると、案外知らない子が少なくない。
「どの部活に入るの?」
「え?入ってから決める」
うーん、妥当な返事かもしれないが、これではその学校に行きたいかどうかわからない。
「どうして、その学校に行きたいの?」
「お父さんがいい学校だっていうから。」
まあ、そうなんだろうけど、でも君は見てこなかったのか?
案外、志望校のことを知らない子どもたちが多いのです。
ということは、だいぶ損をしているのではあるまいか。
つまりもっと学校のことを知って「行きたい」と思えれば、受験勉強の動機はもっと高まるはずなのに、そういう状況にない、ということなのです。
「そんな成績じゃ、無理よね。」
とか言っていると、子どもは本気で志望校のことを考えなくなります。
まずはどの学校に行きたいから勉強しているのか、ということを明確にした方が「勉強しなさい」というよりは数段効果的だと思うのですが・・・。
今日の田中貴.com
国語の記述対策受験で子どもと普通に幸せになる方法、本日の記事は
うちの子、大丈夫?中学受験 算数オンライン塾
7月31日の問題にほんブログ村