5年生の問題も、段々難しくなり、計算も面倒になってきました。
で、この時期ミスを頻発する子どもたちが増えます。計算間違いをする。問題の読み違いをするが一番多いのですが、計算間違いはその場の見直しをとにかく徹底することで何とかなることが多い。
筆算が出たところで、もう一度その筆算を確認する。と、ああ、ここで桁が違っている、などと見つけられればいいのです。
問題の読み違いについての原因はいろいろありますが、一番は答えが出た!と思ってそのまま書いてしまうこと。
本当は時速で答えないといけないのに、秒速にしたとか。Pからの距離を答えないといけないのにQからの距離にしてしまった、とか。
そういうことがあるので、子どもたちには魔法の言葉を教えています。
「で、何を答えるんだっけ?」
とつぶやく。叫んではいけませんが、答えが出たと思ったところで、こうつぶやく。となると問題文を見ることになる。これで防げるミスはたくさんあります。
覚えやすくするために独特のイントネーションをつけてもいいし、方言的にしてもいいかもしれない。その方が印象が増すでしょう。
ぜひやってみてください。結構違いが出てきますから。
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第337回 コントロールしようと思わない受験で子どもと普通に幸せになる方法、本日の記事は
なぜこの練習をするのか中学受験 算数オンライン塾
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