たくさんの問題を解くようになると、やはり一問一問のねばりはなくなってくるところがある。
「あ、これムリ」とか「難しいからできない」みたいな言葉を耳にするようになったら、要注意です。つまり、それは問題が与えられすぎている、ということ。
ある程度の時間で終わると思っているのであれば、一問一問はもっと考えられる。
いろいろ試してみて、あるいは多少なりとも書き出してみて、などという方法で解けることもあるかもしれない。
で、そこからやはり解決の糸口を見出せるものなのです。
しかし、簡単にあきらめてしまうと、その力がつかない。つかないから、たくさんの問題を解いても、できる問題しかできない、というようなことになる。
つまり成長がなくなるのです。
与えすぎない代わりに、一問一問はもっとしつこく考える。
それでできるようになっていけば、実はそんなに数は必要ではないのです。
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