模擬試験が終わって、子どもたちの感想を聞いてみると、「できた」という子が案外多いものです。
しかし、ふたを開けてみると、そうでもない。
まあ、「できた」と思いたい気持ちはわかるが、やはり自分の結果が正確につかめていない、ということになると出来は悪いのです。
でも、逆のパターンもあります。
つまり、終わって「できなかった」という場合。
これは間違いなくできていないことが多いが、それでもたまに良い点が取れている子がいる。
これもやはりだめです。正確に状況がつかめていないのもさることながら、気持ちがネガティブに傾いているのがいけない。
こういう子はもしかすると自分で手応えはあったのかもしれないが、そういうことを言って違っていると恥ずかしいから、そう言わないのかもしれませんが・・・。
やはり一番当てにならないのは「できた」を多発する子。
まあ、幼いから、というのはありますが、もう少し冷静に自分を見つめてもらいたいものだ、と思ったりするのですが、しかし、それで思い詰められても困るから、まあ、いいか・・・。
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