一般に多くの塾では、4年生から5年生に上がると、一気に負担が増えます。
これまでは4教科といっても割とのんびり進んでいたし、組み分けもそれほど大変ではなかった、という感じがしていたのが、5年生になると通塾日も一気に増え、さらに課題や宿題、復習の量も増えてくる。
ここで、習い事やスポーツを間引かないと、到底終わらない、というようなことが起こってくるし、また、それでも消化不良が始まる。
確かに難しくなっているのですが、カリキュラムが相当圧縮されているところがあるので、無理に大変にさせられているところはあるのです。
以前は4年3学期から始めて、6年1学期に終わるようにカリキュラムが設計されていたのが、今は3年3学期から始めて5年3学期に終わるようになっている。時間は長いように見えますが、実は4年生の時はそれほど難しいことができない。子どもたちの基礎力ができていないから、ここであまり無理をさせると、早くにやめてしまう可能性がある。だから、比較的のんびり進んでいるところはあるのです。しかし、そうなると最後は5年3学期ということになるから、一気に1年で詰め込んでしまわなければならなくなる。そこが今のカリキュラムの大きな問題点のひとつで、子どもたちの負担がここで一気に増える。
実際についていけなくなる、と言う子が増えるのは4年3学期から5年の1学期が多いのです。
だから4年生の今は上手くいっていると思っていても、一気に負担が増えることを考えておかないといけない。ここで生き残れるないと上位校の合格は難しいと言われるけれど、本当はもう少しなだらかにすればいいだけの話なのです。
だから5年生に上がるときに、まずは次の体制を良く調べておいた方が良いでしょう。ちょっとこれは大変だな、と思ったら、やはりやり方を変える必要があります。
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