中学受験は、現状、まだまだ集合授業が中心でしょう。小学生ですから、学校が終わる時間が割と一定であることや、習い事やクラブを調整しやすいところがあるからだろうと思いがちですが、実は塾中心に進んでいるからこうなっているところがあるのです。
小学校の勉強をがんばっていれば、中学受験は大丈夫、というわけにはいかない。中学受験の内容は割と独特なところがあるので、塾で勉強しないとできるようにならないと考えられがちで、だから塾中心になるわけですが、しかし、ここのところその集合授業に黄ランプが灯ってきました。
それは講師不足。
塾の講師というのは、これまでやはり大学生が担ってきたところがあるのですが、最近の大学生があまり講師にならなくなってきた。大学の成績を上げないと良い就職先を選ぶことができない、というのがあり、部活動や資格を取る勉強をがんばる学生も増えているのです。
塾の講師というのは必ずその時間に塾に行かないといけないし、途中で休むということができにくい。
それなら家庭教師をやった方が時間のコントロールがしやすいので、家庭教師が好まれる傾向にある。またプロの先生も同じ傾向になってきました。大手寡占化が進んで、小さな塾では生徒がなかなか集まらなくなってきたので、プロの先生が家庭教師や個別指導に回ることになっています。
なので集合授業では講師不足が露呈しています。そうなると正社員の先生は上位のクラスに固めざるを得なくなるから、下位クラスのフォローが十分でなくなるところが出てくる。
そうなると実は家庭教師や個別指導の方に先生が集まる傾向にある。経済原理から考えれば、人手不足になれば先生の都合が優先されてくるので、そうなると家庭教師や個別指導の方に先生が集まるのです。
ここは、これからさらにはっきりすることになっていくでしょう。すでに、高校受験、大学受験は個別指導や家庭教師に中心が移ってきている。大学受験は映像授業を使った個別指導がかなりの割合になってきているところもあるので、中学受験もその流れになってくる可能性が高くなってきました。
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