塾の組み分けテストで確実に上位にいる子どもたちの点数を見てみると、やはり国語と算数の成績が安定しています。
特に国語がポイントです。
理科や社会はその週の内容をしっかり覚えられたか、ということにかかってきますが、国語は特にテーマが変わる訳ではない。大体が物語文か説明文の読解になっているので、文章をそこそこ読めて、考え方がわかってくると、そう準備をしなくてもそこそこ点数が取れる。
だから、上位の子どもたちの顔ぶれは変わらないのです。
上のクラスにいくのであれば、対策は逆で細かな暗記に手を染めるのではなく、しっかり国語の問題に対処すべきです。
で、国語の能力は文章を読む力と解答能力に分かれます。
文章を読む力とは、何が書いてあるのかをしっかり理解できるか、ということで、これは語彙力にも依存しますが、子どもたちの音読を聞いていれば、大方わかる。音読がスラスラと進むということは、言葉がわかっているからで、ということは文章を読む力はあるということです。
一方解答能力は、やはり練習しないといけない。もともと、問題は著者が作っている訳ではないので、何が正しいかは、その文章に書いてあることに求めなければいけません。
ここにこう書いてあるから、あるいは書いてないから、この選択肢は正しい、と判断しなければならないし、この説明があるから、この答えはこうなるというような組み立てになります。
それを勝手に自分流に考えるから、間違える。アと判断した理由を聞くと、「なんとなく」になってしまっている子は国語ができない。ここにこう書いてあるから、というのが正しいのです。
その練習をしっかりしていけば、国語は確実に点数が取れるようになります。
ただ、まずは国語の勉強の時間をしっかり取ってください。実際に聞いてみると国語の勉強時間がそれほど取れていない子の方が多いのです。
何をやらせていいか、わからない、ということであれば塾によってもやることが違ってくるでしょうから、ぜひご相談ください。
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受験で子どもと普通に幸せになる方法、本日の記事は
慶應進学館から