この1年間指導をしてきて、算数の力をつけてきた子どもたちには共通の特徴があります。それは自分で答えを出すことにこだわっていること。
カメラ越しに黙々と問題を解いていることはわかるのですが、一問に対する経過時間もわかるので、
「そろそろ教えようか?」と声をかけます。
しかし、そういう子どもたちは、まずは最初に「はい」とは言わない。
「ちょっと待って」「あと少し」「2分ください」
言い方はいろいろありますが、何とか自分で答えを出そうとする。ここで指導する側がぐっと我慢する。とはいっても、そんなに時間をかけたら全然問題が終わらない、ということはあまり考えない。
それよりも、この問題を深く考えることで、考える力を伸ばせているのだ、ということに重きを置くことです。
実際にその後、自分で答えを出せた子はそれなりに自信がつくし、またやはりダメだ、というのでやり方を聞く子は「どうやったら解けるのか?」ということが頭の中に渦巻いているわけだから、こちらの説明に対する集中力が違う。
「あ、そうか」とか「うーん、すごい、そうやるのか」みたいな感想が出てくるのです。
このやりとりを続けていけば、算数は必ずできるようになります。今の子どもたちは問題を与えられ過ぎていて、本当の意味で自分で解く楽しさが実感できていない。
たくさんやらされるから、一問一問にそんなにこだわれないし、早く終わらせたい、ということに気持ちが行ってしまうと算数の力は全く伸びないのです。
今、算数で伸び悩みを感じているのなら、ぜひこのやり方を試してみてください。子どもたちの考える力を引き出すことが大切です。
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