考える力はどうやってつくのでしょうか。
私は一生懸命考えるから、力がつくと思っています。
ただ、たくさんの問題を考えればいいというのではありません。子どもが夢中になって、何とか解きたいなあと思いながらやっているとき、(逆に言えば、やらされていないとき)に考える力は伸びていると思うのです。
だから、総じて
やらせるだけでは力がつかない
という部分があるのではないでしょうか。
ノートにいろいろな図を描いたり、計算したりしている時、頭はそれこそ猛烈回転しているわけで、その瞬間に力がついている部分がある。
しかし、ただ課題を終わらせよう、ということになると、ちょっとだけ考えるフリをして、「あ、もうわかんない」になってしまう。
それで答えを見て、答えを写したところで、当然できるようにはならないのです。
本当に自分で考える時間を持てるかどうかで、決まります。
終わらせようとしている限り、なかなか力はつきません。
今日の田中貴.com
受験で子どもと普通に幸せになる方法、本日の記事は
慶應進学館から