新6年生は塾で
「いよいよ、君たちの番だ」とか「これから正念場だ」とか、言われていると思うのです。
まあ、そうなのだろうが、まだピンと来ていない。確かに上の学年の入試が終わったので、やらなきゃいけないのはわかっているつもりですが、しかし、まだ1年も先のことだし。
で、同じように今ひとつわかりにくいのが、「なぜ中学受験をするか」ということでしょう。何となく良い学校だ、というのはわかるけれど、でもなあ・・・。
ある先生はこの時期、良く「いいか、私立は休みが多いんだぞ」というような話をしていました。まあ、確かに試験休みがあったり、夏休みが長かったりすることはあるけれど、この先生は何とか私立の魅力を伝えて、子どもたちにがんばってもらおうとしていた、だけなのです。
で、受験に対するモチベーションを上げるためには、その目標となる学校に入ることで、どんなメリットがあるのか、を考えてみることだと思うのです。
これは志望校を決める上でも大事なポイントでしょう。
これから難しいことをするわけだから、その結果として「~ができる」ということを子どもたちが具体的にイメージできるようにしてあがることが必要です。
ただ勉強しなさい、といってもそう勉強するものではないが、この勉強の先にそういう魅力がある、ということがわかれば、頑張るきっかけができる。
ぜひ、何が魅力なのかをいっしょに考えてあげてください。まずはそこがスタートポイントでしょう。
今日の田中貴.com
受験で子どもと普通に幸せになる方法、本日の記事は
慶應進学館から