1つは例題。これは講師がその回期の典型的な問題を解説するもの。
そして類題。例題の数字換え問題で、動画授業がわかったかどうかを確認する問題。
つづいて基本チェック問題。これはその回期の基本問題を集めたもの。
そして確認練習問題はその応用編、となっています。
で、まずやり方を習い、練習して、自分で実践する、という流れが基本チェック問題までの流れ。
その後の確認練習問題は、習ったことを土台にして応用問題を自分で考えるわけですが、基本チェック問題までは順調でも、確認練習問題は手こずることが多いのが普通です。
しかし、ここでできないからといって基本に戻るのは間違い。なぜならばできていることが多いからです。もともと基本問題と応用問題ではその構造が違います。
応用問題はいくつかの論理が重なってできています。まずAという考え方があって、そこから出てくる答えをBという考え方を使って時、さらに出てきた答えをさらにCという考えで解き進める、というようなイメージでしょうか。
基本問題ではA、B、Cがそれぞれ単独として成り立っているが、応用問題の場合はそうなってはいない。
だから基本問題はできても、応用問題はできない、ということは当然あり得るわけです。
だから応用を勉強しないといけない。
できないからといって簡単にあきらめさせません。スタディールームオンラインで見ているときも割と時間をかけることにしている。そして少しずつヒントを出します。
途中で「アア・・・」とわかることが多い。
そして自分で理解したことが実感できると、それは本当にわかったことにつながります。
基本ができたら、後戻りせず、応用問題は粘り強く考えてください。
今日の田中貴.com
受験で子どもと普通に幸せになる方法、本日の記事は
慶應進学館から