子どもたちが問題をやり、子どもたちが答え合わせをする姿を見ていると、「まあなあ」と思うことが良くあります。
○がついている問題はいいわけですが、○がついていない問題は、答えを赤で写しておしまい。
「え、それでおわり?」
とつい言ってしまいそうになりますが、まあ、多くの場合、それで終わりになっているでしょう。
何が問題なのか、答えを赤で写したところで、本人はその問題がわかったわけではない、ということです。
しかし、答えは知ってしまった。知ってしまうことで、例えば社会なんかは解決してしまう場合もあるでしょう。例えば年号を聞かれて、違う年号を答え、正しい年号を写せば、ああ、そうか、ということもあるかもしれない。
でも算数や国語の読解の場合はそうではないわけです。
例えば国語の問題で本人はアと答え、正解がイで、イと赤く書いたところで、何も変わっていないのです。
当然のことながら、そこからなぜイになるのかを考えないといけない。
しかし問題をたくさん与えられると、そんな余裕はないから、赤い字で書き直して終わってしまうところがある。
こういう勉強をしているとすれば、それはまったくできるようにはならないのです。
問題を解く量よりも、わかるようになった問題の数を気にした方が良いし、算数は次に必ず解ける、というところまで行けば1問できるようになるだけで、相当力がついているはずなのです。
今日の田中貴.com
受験で子どもと普通に幸せになる方法、本日の記事は
春休みに過去問をやってみる中学受験 算数オンライン塾
3月26日の問題
WEB学習システムは2週間の無料体験ができます。以下のサイトからご体験ください。 https://ck.freedomsg.net/