子どもたちが勉強すると、まんべんなくできるということは、あまりありません。
やはり得意なところ、不得意なところが出てくる。で、勉強しなさい、というと不得意なところはあまりやらない。得意な科目を勉強するのが普通です。
社会が得意な子は社会をやるし、算数が好きな子は算数ばかりをやりたがる。
で、当然のことながらバランスが悪いわけですが、しかしながら、まずはそれでいいと思うのです。
苦手があってもいいから得手があった方が良い。
得手がある、ということはつまりは自分が「できる」と思える科目があるということです。
それはひとつの成功体験であって、成功体験を極めていくと、他の科目にも応用できる。
社会が得意、と言う子は社会をきわめてみればいいのです。そうすると、極め方がわかってくるから、他の科目でも使える方法があることがわかるはず。
まずはひとつ成功体験を持つこと。これが子どもたちの自信につながります。
バランスは後から整えばそれでいいのです。
今日の田中貴.com
受験で子どもと普通に幸せになる方法、本日の記事は
慶應進学館から