2019年度夏期講習のお知らせ
大手塾から移ってきた子どもたちには、いくつか共通する問題点があります。
その代表的なもののひとつが「早く答える」こと。あまり考えもしないまま、すぐに答える。なぜ、そうなったのか、いろいろ聞いてみると、やはりそう仕向けられているところがある。
とにかく、何か言わないと次、と言われてしまう。だから、何か答えるが、それが間違っていると、当然また、次、となるわけで、それならわかりません、とでも言うしかなさそうだが、それは許されていない、みたいなところがあるようです。
で、とにかく自分でまず答えを出す、ということにこだわらせることにしています。
先生が教えるのは簡単だが、しかし、教えても自分が良く考えていない以上、あまりよくわからない、ということは多々あるのです。だから、まずは自分で答えを出す。
この練習をしていると、だんだん考える力がついてくる。あとはその時間を短くしていくか、ということにかかってくるわけですが、答えを出せないといずれにしてもできないわけだから、まず答えを出す、という力を引き出していくことに重点を置いて指導します。
2ヶ月ぐらいで、ようやく自分で解く、ということが習慣になってくるので、早めに切り替えてほしいと思います。
今日の田中貴.com
受験で子どもと普通に幸せになる方法、本日の記事は
慶應進学館から