2019年度夏期講習のお知らせ
小学校3年生の3学期から受験勉強を始めていると、6年生はすでに2年以上勉強を続けていることになるわけですが、その間、やらされることは多くとも、自分でやろうと思ったことは案外少ないものです。当たり前ですが、受験を始めるころはまだ志望校も決まっていないし、兄姉がいない限り、入試を意識することもない。その流れが案外長く続いていて、やらされることが当たり前になって、本当に合格したい、と思えることがなくなっている子が案外増えてきているのです。
本来で言えば、中学受験はこの学校に入りたい、ということからスタートするべきなのです。
元々中学は義務教育なのだから、別に受験せずとも中学には行けます。そこをわざわざ受験して別の中学に行く、ということなのだから、その動機は行きたい学校の魅力にかかっているところがある。
それが意識されないで、ただ長い間勉強をしている、ということだと、それほど動機が強くならないから、どうしても「やらされる」勉強になってしまいがちです。
この学校にどうしても入りたい、と強く思ってもらいたいと思います。そんなに強く思ったら失敗したときにどうするのか、などと不安に思う必要などない。
まずはこの学校に入りたいからがんばる、がなければ、なかなかがんばれるわけではないのです。
本当に行きたい学校をぜひ決めて、この夏、自分でやる勉強にシフトしていってもらいたいと思います。
今日の田中貴.com
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