2019年度夏期講習のお知らせ
塾の先生の仕事は教えることだ、というので、やはり先生たちは教えたがる。しかし、教えすぎにならないように注意しないといけないところはあるのです。ただ教えてもできるようにはならない。
本人がまずできるようになりたいと思っていて、それで一生懸命考える。
いろいろやってみても、なかなかうまくいかない。そういうときに、教えると本当に良くわかるし、みなまで教えずとも自分でわかるところがあるのです。
逆に本人はただ終わらせたい、と思っており、自分で考えるのも面倒だから「先生、わかりません」という。
こういうときは実際には教えても、まずできるようにはならない。
だからまずモチベーションを整えて、次に本人が考える余裕を与え、そこで初めて教える、という段階をふまないといけないのです。
それを小さい時からどんどん教えればできるようになる、と考えているところが、今の子どもたちの疲弊につながっていると思えます。
今日の田中貴.com
受験で子どもと普通に幸せになる方法、本日の記事は
自分で変わる子慶應進学館から
慶應の算数