多くの場合、模擬試験というのは1種類の試験ですべての学校の合否を判定します。
1種類の試験ですべての学校を判定するためには、統計的な手法をとるしかない。つまり、全体の分布を考えて、この学校の合格者はここまでに分布しているから、合格偏差値をここに設定しよう、みたいなやり方をするわけです。
しかし、それぞれの学校の出題傾向は違いますから、真偽には疑問が残ることも多い。模擬試験で扱われる問題が、その学校の出題傾向とまったく一致するところがなければ、判定は難しいのです。
例えばある学校では国語や社会、理科に長い文章や資料が出て、そこからいろいろな作業をしたり文章を書いたりしなければいけない。しかし、そんな問題が出ていない模擬試験でそういう学校の合否判定をするのはやはり無理があるわけです。
だから、あくまでひとつの参考として考えておく必要があります。
偏差値1ポイント2ポイント違うからどうのこうの、という議論はナンセンスでしょう。
80%偏差値が58で60をとったから大丈夫、ということにはならない。まあ、いい線かな、ぐらいであって当然、落ちることだってあり得る。
さらに子どものすることですから、当日、いろいろなことをしでかしてしまうこともある。そんなことは当然模擬試験で折り込めるはずもないわけで、したがって合格可能性はそのくらいのふわっとした数字だと思っていてください。
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