あるカリキュラムがあって、そのテーマについて基本問題から標準問題、応用問題、発展問題とまあ、いろいろあるでしょう。
で、テキストや配られたプリントにはそれが全部載っている。上位の子は、基本問題とか標準問題というのは、すぐに終わるか、あるいは、やっても仕方がないからやらない、ということになるかもしれません。
しかし、まだ十分に成績が上がっていかない子は最初の基本問題や標準問題で、すでに一杯一杯になっている部分がある。それでも何とか応用問題まで、と思っても、もう歯が立たない。でも何とかしないと、というので勉強を続けることになるわけですが、結局終わらない。
終わらないし、できないから、自信がつくわけもない。さらに、テストで成績も良くないということになるでしょう。
本当は、標準問題でやめてしまうのが良いのです。子どもがまずできる問題にとどめる。それでできることが少しずつ増えていくように仕向けていけばいいのですが、最初から全部やろうとするし、組み分けで上に上がるには全部やらないといけないのだと思うから、たくさんやらされて、子どもは自信をなくし、やる気をなくすのです。
5年のコースが始まって、すでに3ヶ月経ちましたが、そろそろもういやになっている5年生が増えているでしょう。
まずはやることを絞る、ことが大事です。そしてやりきったらぜひ褒めてあげてください。褒められることが少ないと、子どものやる気も自信もつきません。
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中学受験で子どもと普通に幸せになる方法、本日の記事は
慶應進学館から
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