一般に4教科入試の場合、算数ができる子が有利とされます。
算数は元々、他教科に比べて問題数が少なくなる傾向にあり、結果として1問の配点が高くなります。したがって、できる、できないでの差が大きくなる。多くの学校で合格者平均と不合格者平均の差が最も開くのが算数なのです。
したがって合格するためにまず力をつけないといけないのが、算数です。すでに、ほぼカリキュラムは修了している塾がほとんどでしょうから、これから実践力をつけていく段階に入ります。
一方秋はやはり細かい知識を覚える時期に入るので、算数の力を仕上げる中心は夏休みまでの時間になるでしょう。逆に言えば、いろいろなことはさておき、まず夏は算数、というテーマで良いのではないかと思うのです。
国語はずっと読解問題の練習をあるペースで続けておけばよいので、とにかく算数の力をつけよう、と考えて整理をしていくと、夏の勉強は割とスッキリまとまるところがある。
今年の夏休みはい短いので、ここはしっかりテーマを集中していくと良いでしょう。
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