絶対に合格する、と確信できる子は正解率の高い子です。
全部の問題に手をつけることはできないが、とにかく解いた問題は全部合っている、という子は、最後に必ず難関を突破する。模擬試験の成績が今ひとつ足りない、と思っていても、最後しっかり帳尻を合わせてくるのです。
そういう子どもたちの様子を見ていると、算数に関して言えばまず間違いなく式を書いているし、計算を必ず見直している。自分で書いた字を見間違うような汚い字を書かないし、問題の確認も怠ることはない。
そういう子は間違いなく時間がかかるから、まずはそんなに早く全部の問題が終わるわけはないので、最初のうちはあまり成績は良くないかもしれない。だから模擬試験の成績とは別に着手率と正解率を計算しておくと良いのです。
着手率は出題された問題の中で手をつけた問題の割合。
正解率は手をつけた問題の中で正解になった割合。
着手率は力がついてくれば確実に上がりますが、正解率は最初からしっかり対策を講じていかないとミスがでて点数がまとまらなくなります。
だから夏休みや9月の成績は、正解率重視で問題の解き方を身につけるようにしてください。正解率が高くなれば必ず着手率は上がるのですから。
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