国語の文章は、別に小学生を対象にした文章ばかりではありません。
むしろ、大人向けの文章が採用されることの方が多い。また昔の話だったり、田舎の話だったり、本人がいままで経験したことのない世界や場所の話であったりすることもあるでしょう。
だから、答え合わせをしたときに、「どうもわかってないなあ」と思えることがある。
そういう時は良く、話を聞いていました。子どもたちにその話のあらすじを、話してもらう。あらすじを書いてもらうのは、時間がかかるので、とにかく話させてみる。
え、そんなことを考えていたの?
と思えることは多々あります。
まだ12年しか生きていないのだから、経験値は足りない。大人は、当然わかるだろうと思っていることが、子どもたちにイメージできていないことは多々あるのです。だから、話をしていないといけない。
文章が描き出す世界を、しっかりイメージできなければ、当然正解にたどりつかないので、国語の点数が伸び悩んでいるときは、ぜひ確認してみてください。
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第447回 塾のペースに合わない中学受験で子どもと普通に幸せになる方法、本日の記事は
本当に終わる?慶應進学館から
高尚の理は卑近の所にあり