最近は、5年生で一応のカリキュラムが終わる塾が増えました。
早く終わるから、やはりバタバタしているところがあるので、そこでまあ1年近くかけて総復習をしていくわけですが、その中で同じことを何回か繰り返しやらされることがある。
集合塾の場合は、復習する内容も決められているから、だんだん飽きてくることがあるのです。
その結果、ピークを試験前に迎えてしまう子がいます。
ああ、あのときがピークだったなあ、と感じられてしまう。そんなことは以前はあまりなかったのですが、やはり受験準備が長いから、こういう現象も起きるようになる。
一方で、自分ができないことにあまり手が着かず、アンバランスな状態になっているケースもあります。
学校別出題傾向に合わせ、不得意なことが大方なくなってくるのが11月末。
そして12月、1月の2ヶ月で試験に対するいろいろなルーティンが身について、最後の方は「お、間違えなくなったね」という感じになるのが一番です。
したがって12月の摸擬試験でもまだ合格ラインに届いていない、ぐらいがちょうど良い。
11月ぐらいに突破してしまうと、そこからレベルを維持するのはなかなか大変です。とくに受験勉強に飽きないようにしていかないと、力は確実に落ちてしまう。
あと2週間ぐらいあれば、全部準備ができたかなあ、と思えるぐらいで迎えると、だいたいちょうど良い、という感じです。
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