この時期、がんばっているなあ、という充実感はぜひ感じてもらいたいと思うのです。
ある目標に対してしっかり準備をする経験、というのは、これからの子どもたちの人生にとっても大事な経験になります。別に受験だけではなく、スポーツでも、音楽でも、何でもそう。
で、目標を達成してもらいたいと思うのです。
ただし、当日には万全の状態でいないといけない。風邪をひいていたり、体調がすぐれない、ではいけない。ところががんばりすぎると体力を消耗する。あるいはムダに睡眠時間を削ってしまうとその疲れがだんだんたまって病気になってしまう可能性もあるわけです。
ですから、子どもたちにはよく「しっかり勉強しなさい、ただし疲れてはいけない」という話をしていました。
睡眠時間はしっかり確保する。
勉強するときは集中する。だらだら勉強しない。
そういうことをしっかり経験させることも大事なことです。体力がつけばまた違うこともできるでしょうが、今のところ小学生なのだから、小学生が十分にできる範囲にとどめてもらって、しかし、しっかり勉強して欲しいと思います。
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第454回 受験勉強も本来教育的であるべき中学受験で子どもと普通に幸せになる方法、本日の記事は
慶應進学館から
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