しかし、精神的な理由から自分の力を出し切れないということはあります。
過去問や問題をやっているときに、続けてうまくいかなかったりすると、「あれ?」と思うことがあります。それがだんだん疑心暗鬼につながってくる。
「もしかして、このまま行くと落ちるかも。」
そうすると、勉強することが怖くなってきたりする。過去問なんか、やりたくない、と言い出すかもしれません。
でも培った力が消えるわけではないのです。
ただ、できないかも、と怖くなればできなくなるかもしれない。
ピッチャーが打たれるかもしれない、と思って投げたボールはやはり打たれることが多いそうです。「打ってみろ」と投げれば打たれないらしい。
さらに言えば、自分で絶好調だと思っていると、本当に難しい問題も解き上げてしまうことがよくあるものです。
だからここまで来たら、できる、解けると思わせることが大事です。
特にお母さんは比較的細かいことが多いから、できないことを指摘することが多いが、この時期はあまりプラスにはなりません。
実際に結構できるようになっているのですから、自信をつけてあげてください。
調子に乗るぐらいでちょうど良いのですから。
新年度の募集要項を掲載しています。詳しくは募集要項をご覧ください。
2021 募集要項
今日の田中貴.com
「問題をよく読む」の極意中学受験で子どもと普通に幸せになる方法、本日の記事は
気持ちを前向きに慶應進学館から
一歩一歩進める