今年の入試問題を何校か見ていますが、各校大きく傾向は変えないものの、しかし、入試問題の特徴として長い問題文を読ませて考えさせる、という特徴の問題が出題されてきています。
知識を知らなくとも、その問題文から情報を読み取って答える、というのはこれまで上位校でも散見されてきた出題ですが、その出題範囲が広がっている。
これは今年、コロナ禍で塾が学校が2ヶ月間休校していたことと関連があるかもしれません。
つまり、充分に入試対策がとれていない可能性もある受験生の中から、上手に思考力や記述力のある子を選んでいこう、という姿勢の現われでしょう。
しっかり情報を読み取り、自分でそれなりに考えを組み立てて、それを表現していく力、というのは当然今後にも活かされているものですが、それを見抜けるように入試を組み立てていく、という考えが広がっているのかもしれません。
とはいえ、各校ともこれまでの入試傾向を大きく変えているわけではなく、それもひとつの視点として加えている、と言う流れが出てきているようです。
新年度の募集要項を掲載しています。詳しくは募集要項をご覧ください。
2021 募集要項
今日の田中貴.com
10%減中学受験で子どもと普通に幸せになる方法、本日の記事は
好きなバッグで慶應進学館から
新幹線に注意