受験勉強だから、たくさんの問題を、しっかり長い時間勉強して・・・という感じになりやすいものです。
だからたくさんやればいいのか?といえばそうではないでしょう。
例えば「つるかめ算を1000題解く」というのはばかげているでしょう。でも、入試問題1000題解くのは?
ほらほら、こちらはあり得る、のです。塾でもそういうことを考えるところがあって、「この夏休みには〜題の問題を解く」みたいなことをスローガンに掲げていたりする。
体育会系、と言わなくても、なんとなく受験勉強=根性論みたいなことがあって、トレーニングが科学的でないのです。
昔は、水を飲んではいけない、などと言われたこともあったが、今は運動中、水を飲まなければいけない、ということになった。
だから、本当にその練習は意味があるのかをしっかり考えないといけないのです。
問題数に目を向けてしまうと、終わることに重きが置かれてくる。しかし、何題解いたから合格する、ということはないのです。合格するのは合格する力ができればいいわけで、それは〜題解いたからできる、というものではありません。
やはり一問一問ていねいに解いていくことが最も大事。
あまり数に目を向けないように気をつけてください。