5年生のこの時期は、算数も理科も難しくなっています。
ただ、比と速さや比と図形、などもまだ基本から標準を習っているところではあって、理科の計算問題にしてもようやく、算数で比と割合を終えたのでようやくスタートしたばかり。まだまだこれから難しくなるでしょう。
で、志望校を決めないと、これからさらにしんどくなります。中学受験は独自入試です。各校が自分の採りたい人材像に合わせて問題を作る。したがって、どこと決めずに勉強を進めれば、さらに手広くいろいろなことができなければいけなくなる。その分、組み分けテストで対応しなければいけない問題も増えますし、難度も上がります。
今ですら大変なのに?
ところが、志望校を決めてしまえば、その学校別傾向に合わせていけるので、やることが絞れる。また、新しいことを勉強する間は基本に徹して、新しいことの勉強が終わったら、学校別傾向に合わせて応用の枝葉を広げていけば良いのです。
もちろん、組み分けに付き合っているとなかなかそこまで絞り込むことはできないでしょうが、別に組み分けの成績を入試に持ち込むわけではないので、ある程度やることを絞っていかないとすべてやり尽くすことは本当に難しいのです。
ただでさえ大変な勉強を枠を広げてやる必要はありません。
そろそろ自分の目標に向かって自己完結型の勉強を始めてください。上位校を目指すのであれば、さらに効率化は必要なはずです。