26Jun 2021
入試に焦点を合わせる
  • 作成者: Golilla  カテゴリ: 6年生の担任から

多くの塾では毎月、組み分けテストが行われています。

しかし、もうそろそろその順位や偏差値から目線を変える必要があります。

むしろ考えないといけないのは、同じ志望校を目指す受験生との競争です。もちろん、同じ教室にもいるかもしれないが、実はその教室だけの話ではなくて、あちらこちらの塾の、いろいろな教室に同じ志望校を受験する子どもたちがいて、準備をしている。

したがって、そういう競争の中で、入試で良い成績をとるにはどうすればいいか、を考えていかなければなりません。

教室内偏差値や順位、クラスを気にかけるよりも、志望校にはどういう問題が出て、それができるために何をするか、ということに集中するべきです。

やらなければいけない勉強を端的に言えば

「良く出て、できないところ」

になりますから、それを見つけてつぶしていく。それは塾でやらなくとも、自分の机の上で問題集やテキストを使ってもできることですし、あるいは過去問をやりこむことで解決していく場合もあるでしょう。

つまり勉強が、もっと個の部分に寄らないといけない時期です。

中学入試はすべて独自入試ですから、入試傾向も違うし、もとより子どもたちができないところは個々にあるわけで、そのテーマ一つ一つを解決していくことに今後は力をいれていくべきでしょう。

この授業は受けなくてもいいな、と思ったら、それはその通り実行した方が良いと思います。



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最終更新日: 6/25/21, 10:29 AM
22Jun 2021
量に目を奪われない
  • 作成者: Golilla  カテゴリ: 6年生の担任から

受験勉強だから、たくさんの問題を、しっかり長い時間勉強して・・・という感じになりやすいものです。

だからたくさんやればいいのか?といえばそうではないでしょう。

例えば「つるかめ算を1000題解く」というのはばかげているでしょう。でも、入試問題1000題解くのは?

ほらほら、こちらはあり得る、のです。塾でもそういうことを考えるところがあって、「この夏休みには〜題の問題を解く」みたいなことをスローガンに掲げていたりする。

体育会系、と言わなくても、なんとなく受験勉強=根性論みたいなことがあって、トレーニングが科学的でないのです。

昔は、水を飲んではいけない、などと言われたこともあったが、今は運動中、水を飲まなければいけない、ということになった。

だから、本当にその練習は意味があるのかをしっかり考えないといけないのです。

問題数に目を向けてしまうと、終わることに重きが置かれてくる。しかし、何題解いたから合格する、ということはないのです。合格するのは合格する力ができればいいわけで、それは〜題解いたからできる、というものではありません。

やはり一問一問ていねいに解いていくことが最も大事。

あまり数に目を向けないように気をつけてください。


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最終更新日: 6/22/21, 9:09 AM
20Jun 2021
スポーツをやめなくてもよい
  • 作成者: Golilla  カテゴリ: 6年生の担任から
コロナ禍で、なかなかスポーツの練習がうまくいかない、ということもあってでしょう。

予定通りの練習ができないまま、いよいよ受験期というので、そのスポーツもやめなければ、と考えているご家庭も少なくないかと思います。

あるいは、もうすでにやめてしまったという子もいるでしょうが、ストレス、たまっていませんか?

ある子は、スポーツをやめてから、あり余るエネルギーをどうしようもなく、まあ、それなりに学校で暴れて問題になりました。

で、いろいろ相談して結局スポーツを続けることにしたのです。

そしたら、なんのことはない、それでちゃんと収まった。

まあ、そういうところはあるのでしょう。

昨年も、最後まで野球をやり続けて、無事第一志望に合格した子がいましたが、別にやめなければいけない、という話ではない。

むしろ、ストレスを避ける狙いでスポーツを続けられる環境を考えればいいのです。子どものバランスを崩さないようにしてください。

山の登り方はいろいろあるので、何も受験をあきらめる必要もないし、またスポーツをあきらめる必要もありません。

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最終更新日: 6/19/21, 9:08 PM