23Jan 2018
塾の復習が進まない
  • 作成者: Golilla  カテゴリ: 5年生の担任から
塾の授業を復習する、というのは集合授業では必要なことです。

実際に習ったことをもう一度、ちゃんとできるか確認し、さらに練習を進めていかないとなかなか身につかないところがあるからですが、これがなかなかうまくいっていない子が多い。

ひとりで家にいてもなかなか進まないところがあるし、またやろうと思ってもやることも多いから終わらない、というケースもあるでしょう。

で、これをどうやって解決するか、いろいろ試してみたのですが、結局の所、塾でやらせてしまうことが必要だと思えてきました。やがて自分でもできるようになるだろうし、そうなれば大いに自分でも進めて欲しいと思うのですが、それが自然になるまでは、やはりそういう環境に置いておいた方が早い。

今、高校生の塾は映像授業が多いのですが、映像ならば家で見れば良いではないか、と思われるかもしれません。実際にそういうサービスは多いわけですが、しかし、その映像授業を見るために、塾に通っている高校生は多いのです。なぜか?

やはり強制的な環境が必要だからでしょう。塾に行けば必然、見る内容を管理されるし、演習もチェックされるわけで、そういうことが自分でできるようになるまでは、高校生でも強制的な環境に入った方が望ましい。これはダイエットも同じ、ということなのでしょう。

だから小学生が自分でできるようになるまで、強制的な環境に入れておいた方が解決が早い。志望校もかたまり、意識も上がれば、塾での勉強以外に家でもやればいいのです。勉強はいくらでもやってもらってかまわない。ただ、家で親子間のバトルが続くよりは良いと思われます。

というので、WEB学習システムを使って個別に勉強を進めながら、先生がそれを管理するのがスタディールーム、オンラインでそれを実践するのがスタディールームオンラインです。現在、体験を受け付けていますので、ぜひお試しください。

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最終更新日: 1/24/18, 5:55 AM
22Jan 2018
5年生からスタートする理由
  • 作成者: Golilla  カテゴリ: 5年生の担任から
フリーダム進学教室のカリキュラムは4年生の3学期、すなわち新5年生から始まります。一般的に多いのは3年生の3学期、すなわち新4年生から始まるケースが多いでしょうが、それで負担が大きくなりすぎていることがあるのです。

近年少子化にともない、塾が早くから生徒を囲い込む傾向になり、カリキュラムが前倒しされてきました。以前にくらべると1年から半年ぐらいのペースで早まっており、当然、4年生の時期からかなり飛ばします。

これはカリキュラムを前倒しする正当な理由として、早くカリキュラムを終えて問題演習を増やす、という流れを作っているからですが、しかし、基礎が十分にマスターできていないと、演習をしても実際になかなか進まない状況になっているケースが見受けられるのです。

まだ4年生は受験勉強をする準備ができていない面があるでしょう。そこを慌ててやらせるがために、無理が生じている部分がある。だからフリーダムでは敢えて5年生からスタートするのです。

4年生で他の塾に行ってうまくいかなかったら、また再スタートを切ることもできるし、これから受験勉強を始める、でもまったく問題はありません。(つい数年前まではそういうペースで勉強している子どもたちが多かったのですから。)

だから、慌てて4年生から通塾させるよりは、5年生までの間に本を読んだり、自分で問題集を解いたり、あるいは習いごとをしたり、する時間をしっかりとった方が良いのです。

中学受験は決してハード過ぎるものではありません。一部がハードなことをやっているに過ぎず、これはこういう世界では良くあることですが、ハードにしなければ合格しないということはまったくありません。

現在、学習相談を受け付けておりますので、ぜひご利用ください。
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最終更新日: 1/23/18, 5:55 AM
21Jan 2018
基礎を固めて、応用の枝葉は学校別傾向で伸ばす
  • 作成者: Golilla  カテゴリ: 5年生の担任から
元々中学受験の範囲は学校で言えば中学2年程度までには及んでいます。

本来中学受験であれば、小学校で習ったことで勝負できればいいわけですが、それだとなかなか差がつかないので、小学生でも分かる、という範囲になっている。小学生でも分かるというのは、なかなかつかみどころがないので、どんどん範囲が広がってきたところがあるわけです。

それで塾は、「どこを受けても大丈夫なように鍛える」というような勉強の仕方をさせます。しかし、それは途方もない部分がある。だから多くの子どもたちが大変な思いをしているわけです。

では、どうやればシンプルにできるのか。

中学受験は独自入試です。

すべての学校が自分たちの入試問題を作る。

各校にはとりたい生徒像があり、必要だと思われる資質があるから、問題が学校ごとに違います。

レポートの多い学校は記述を出したいと思うだろうし、バランスの良い子がほしいと思う学校は、多くのテーマから少しずつ問題を出す。

結果としてそれぞれの学校に出題傾向が明確に出てくるのです。ならば学校別の傾向からある程度、やるべきことを絞ることができる。

そこでフリーダムでは「基礎を固めて、応用の枝葉は学校別傾向で伸ばす」という方法にしたのです。受験勉強は「合格するために」やるのだから、「出るものをやる」のが一番です。

逆に5年生の間はとにかく基礎をしっかり固める、ということに費やす。応用問題の練習は、過去問や学校別傾向の問題演習のところでしっかりやっていけばいい。それを考えられる基礎力をしっかり育てることが大事なのです。

捨てるものがあることは、効率を上げることになるのです。5年生のこの時期はカリキュラムに追われることが多いものですが、まずは基礎に特化していくことが大事ではないかと思います。

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最終更新日: 1/22/18, 5:55 AM