02Sep 2017
これから数回に分けて、志望校の決め方についてお話ししたいと思います。
中学受験はすべて各校が独自に入試問題を作る独自入試の形態なので、早く志望校を決めて学校別の傾向を意識した勉強を取り入れた方が良いわけですが、しかし、どこを受けていいか、なかなか絞りにくいものです。塾によっては、成績がある程度固まってから志望校を考えるところもありますが、やはり早めに決めた方が良いと思います。成績か固まってから、というのは成績によって受ける学校を決める、ということなのですが、それだと対策が漠然とする分、なかなかあがっていかないところがある。だからいつも成績は棚上げする、ところから始めます。
つまり、どこを受けても、合格するから、どこがいいですか?と考えるようにお話ししているのです。
そんな夢のような話はない、と現実的に話を考えるお母さんが多いのですが、しかし、そうしないと子どもに何を与えたいのか、がぼけてしまうのです。
この学校に入りたいけど、成績が届かないから、無理よねえ、とはずしていくと何のために中学受験をさせているのか、だんだんわからなくなります。
実際に私学に入ると、およそ年間100万円のお金がかかります。小学校4年からの受験準備でおよそ300万円ですから、高校卒業までですでに1000万円かかる計算になります。1000万円の投資ですから、やはりそこは欲張りに考えた方が良いし、それだけかけるのだから妥協しない方が良い、というところもあるのです。
なので、いったん成績は棚上げします。さてどこにするか。
最初の区分は受験校にするか、付属校にするか、です。
次回はここからお話を続けていきましょう。
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21Aug 2017
5年生の算数では、やはり解法をしっかり覚えるテーマが多くなります。
例えば速さの問題、食塩水の濃度の問題、売買損益の問題。まあ、そうやって数えてみるとずいぶん多いですが、しかし、これはとにかくしっかり覚える必要がある。
ただ、数字を変えた問題を何題も解く必要はありません。数題、しっかりやればいい。そしてちゃんと覚える意識を持つことです。
算数は考える分野であることは間違いありませんが、ただそういう解法を知らないとできない問題もたくさんある。だからちゃんと覚える、という意識を持って勉強を進めてください。
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30Jul 2017
割合の勉強ではどうしても、ミスがでやすくなります。
割合の3公式を取り違えることも最初のうちは多い。これは割合をかけるのか、それとも割るのか、そういうところから始まって、相当算のように何がどの割合にあたる量なのかを確認することも大事になってくる。
だから式を書くことがとても大事です。
式を書く、ということはそれなりに自分の中で論理を組み立てられた、ということであり、あとはその論理にしたがって計算をし、その計算が正確にできているかを確認すれば良いということになる。
だから式を書けるようになる子が断然、できるようになるのです。
たくさん問題を解かせて、式をすっ飛ばすようになるよりは、きちんと式を書いて確認できるように練習してください。
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