フリーダムは5年生からの2年間のカリキュラムになっています。
今年の受験生で見ると、4年生で他の塾に行っていた子もいれば、5年生からフリーダムに通い始めた子もいましたが、結局のところで言えば、あまり変わらなかった。
つまり、5年生からでも十分間に合う、ということなのです。
4年生をやっていれば、最初、快調に進みます。しかしカリキュラムは段々難しくなっていくから、それなりに足が止まってくるところはある。
逆に5年生から始めても自分のペースで進めることができるので、段々理解が進んでくる。
フリーダムの場合は5年生は基本を中心にしてしっかり固め、6年生にになってから志望校別の出題傾向に合わせて応用力をつけていくので、十分に2年間で間に合うのです。
そんなことは、みんなご存知でしょうが、しかし、少子化で4年生から始めないと塾が大変な分、4年生からスタートしましょう、というところが多いだけです。
なので、5年生になったところで「中学受験をさせたい」と思っても、十分に間に合います。確かに周りは先に進んでいることもあるでしょうが、しかし、ちゃんと追いつく。
だからあきらめずに、準備をスタートさせましょう。
塾に入ると、テキストを渡され、カリキュラムとテストが決まっていて、それにしたがって毎週、毎年勉強を進める方がほとんどだと思います。
そういうものを提供することが塾のサービスの大事なところではありますが、そのペースがすべての子どもたちに合うかどうかは別の問題だと思うのです。
その意味では塾のシステムは利用すべきものであって、それに支配されてはいけない。
本来カリキュラムというのは、勉強する順番を示すものではあるものの、進み方はそれぞれの子どもたちで違って良いはずなのです。しかし、ある一定のスピードを要求される。
毎月のテストや組み分けがなければ、もっと自在に進むことができるのですが、そう簡単ではないでしょう。
フリーダムの場合は、カリキュラムテストはセットされているものの、期日は自由で良いことになっています。基本的なスケジュールはあるものの、それ以降も試験を受けることができます。
だから、最初はゆっくり、あとから頑張るということもできるし、スポーツの大会が終わってから一気にペースを上げる、ということもできるのです。
これは予想以上に効果がありました。子どもは同じところにはいない。あるところから一気に波に乗ることができるので、そのペースをつかんでしまえばあとは自分で勉強を進めることもできるから、成績が上がりやすいのです。
このペースで進まないといけない、という束縛からいったん解法された方が良い場合もあります。無理をしないように気をつけてください。