15Jun 2020
つい叱ってしまいがちだが
  • 作成者: Golilla  カテゴリ: 6年生の担任から

コロナ禍で、家にいる時間が長くなったお父さん、お母さんもおられるでしょう。

家にいる時間が長くなるにつれ、子どもの様子を見ていて、だんだん腹が立ってくる、ということはよくあるものです。

せっかくいろいろお金を使っているのに、全然勉強しないとか、まあ、そういう話になってくる。そしてつい最初にひとこと「いい加減にしなさいよ!」と言ったとすると、その声は自分の声ではあるものの、耳に到達した時点で、さらに頭に来るものなのです。

そこで相手が「強ければ」、「あ、いけない、いけない」と思いとどまることが多いのですけれど、相手が子どもだからそのままいってしまって、大ゲンカみたいなことになってしまう。

で、怒って相手が「これは自分がいけなかった」と言ってくれればいいわけだけれど、そうならない以上、それは自分の感情を破裂させているだけであって、あまり意味がない。

そういうときはまず「子どものすることだから」という諦観がないといけないのです。

で、その上で、ではどうやって直すかを考えることが必要になる。

具体的にどう話し、何がいけないのかを理解させるにはどうしたらいいか。

やはり相手が自分の話をちゃんと聞いてくれる環境にしないといけないわけです。子どもは大人が怒れば必ずビビるから、その次の瞬間「怖い」と思えばもう聞こえていないことが多いし、また防衛本能が働くから「自分は悪くない」ということを主張することに熱心になるだけのこと。

ちゃんとこちらの言葉が届くにはどうすればいいか?

例えば、自分の部下に注意するときは、どうするか?単純に叱るだけでいいか?

その辺のことを考えるためにも、まず自分に「子どものすることだから」と問いかけてしまうと良いと思います。






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最終更新日: 6/14/20, 9:58 AM