05Jul 2020
やる気を削ぐ?やる気が出る?
  • 作成者: Golilla  カテゴリ: 6年生の担任から

私たち算数を指導する側から見ても、「これは面倒な問題だなあ」と思える問題はたくさんあります。

この印象は子どもたちも同じなのですが、しかし、違う反応をする子もいる。

「え、おもしろそう」

こういう子どもたちはすでに算数の虜になっているところがある。

おもしろいから解く、どうやって解くのかやってみたい。

だから、教えてもらわなくてもいいのです。とにかくああでもない、こうでもない、といって解いている。そして、いつの間にかできている。

そういう状況に持って行くことがある意味、算数ができる子を仕上げる最大のコツなのです。

もうこういう子は教えなくても、勝手にできるようになる。

これは算数ばかりではない。社会でも理科でも、これはおもしろそうだ、と思ってやる子はできるようになるし、「面倒だ」と思う子はなかなかできるようにはならない。

そのきっかけは実は自分にあります。

敢えて「おもしろそうだ」と口にしてみる。やってみる。もちろん難しいだろうが、それでも食い下がっているうちにだんだん糸口が見つかってくる。

社会だととにかく知識を覚えていくようになり、細かいことも良く知っている、というようなことになるのです。

最初のきっかけは自分が決めることだと、気が付けば、まだまだ勝負はこれからです。

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最終更新日: 7/5/20, 5:14 AM