夏は課題が多い時期です。
講習もあるし、結構たくさんの課題を出す塾も多いのですが、しかし、量が多いというのはかえって子どもたちの勉強を粗雑にさせてしまうところがあります。
過去問も十年分、テキストは何ページ、と数で縛られるところはあるのですが、では十年分やったから充分で、五年分だと不充分なのでしょうか?
大事なことはその子に学力がつくことなので、何問解くことが必須なのではありません。
しかしやる量を決められるとどうしても終わろうとするところが出てくるので、じっくり考えられていなかったり、本当に理解していなかったりするのです。
すべての課題をやり遂げたから合格するのではないので、ひとつひとつの勉強の中身をしっかり確認してあげてください。
子どもたちは一生懸命やっているわけですが、つい終わらせることに目が行きがちですから気をつけてあげてください。
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