17Mar 2022
基礎を固めて、学校別傾向で応用の枝葉を広げる
  • 作成者: 広報  カテゴリ: 学習のヒント
元々中学受験の範囲は学校で言えば中学2年程度までには及んでいます。

本来中学受験であれば、小学校で習ったことで勝負できればいいわけですが、それだとなかなか差がつかないので、小学生でも分かる、という範囲になっている。小学生でも分かるというのは、なかなかつかみどころがないので、どんどん範囲が広がってきたところがあるわけです。

それで塾は、「どこを受けても大丈夫なように鍛える」というような勉強の仕方をさせます。しかし、それは途方もない部分がある。だから多くの子どもたちが大変な思いをしているわけです。

では、どうやればシンプルにできるのか。

中学受験は独自入試です。

すべての学校が自分たちの入試問題を作る。

各校にはとりたい生徒像があり、必要だと思われる資質があるから、問題が学校ごとに違います。

レポートの多い学校は記述を出したいと思うだろうし、バランスの良い子がほしいと思う学校は、多くのテーマから少しずつ問題を出す。

結果としてそれぞれの学校に出題傾向が明確に出てくるのです。ならば学校別の傾向からある程度、やるべきことを絞ることができる。

そこでフリーダムでは「基礎を固めて、応用の枝葉は学校別傾向で伸ばす」という方法にしたのです。受験勉強は「合格するために」やるのだから、「出るものをやる」のが一番です。

逆に5年生の間はとにかく基礎をしっかり固める、ということに費やす。応用問題の練習は、過去問や学校別傾向の問題演習のところでしっかりやっていけばいい。それで考えられる基礎力をしっかり持たせることが大事なのです。

捨てるものがあることは、効率を上げることになるのです。5年生のこの時期はカリキュラムに追われることが多いものですが、まずは基礎に特化していくことが大事ではないかと思います。

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最終更新日: 3/16/22, 7:31 AM
13Mar 2022
過去問を始めよう
  • 作成者: 広報  カテゴリ: 学習のヒント
過去問をいつから始めるか、には塾によって流儀があります。

集団塾としては、なるべく全員に同じことをさせたい、といことがあるので、それぞれの過去問をやるのは11月から、というところもある。

かと思うと、夏休みの後半から学校別コースをスタートさせる塾もあり、そうなるとそこからもう過去問がスタートする場合もあるでしょう。

せっかくカリキュラムが早く終わり、習っていないことがない、という状況であるならば、むしろ過去問は始めて良いのです。

過去問は基本的には最低2回、できれば3回やりたいと思っています。

最初の1回目は研究。だから時間は計りません。時間を計ると最後までいかない。どういう問題が出ているのか、レベルはどうなのか、すべてやらないとわからないので、問題集のように1問1問ていねいに解き、わからない問題はじっくり解説を読む。

そして10年分なりの研究が終わったら、次は時間を計って解く。

一度研究したのだから、もう満点がとれる、と思われがちでしょうが、なにそんなことはない。それでも間違える。しかし、間違えるのが当たり前で、そこでわかっていなかったことをしっかり理解する。

3回目は満点を狙います。まあ、そこまでできるようになった、という自信をプラスしてあげたいと思うからですが、少なくとも2回目までは何とか準備したい。

で、その2回目が6年生の秋からスタートできれば良いと思います。それまでにやる1回目は第一志望、第二志望ぐらいにとどめておくと良いでしょう。というのは併願校は、やがて秋の模擬試験の成績で決まってくる。基本的には安全校を決めていくわけですから、そのときの力でも合格点がとれる、ということではあると思いますが、練習はしないといけないから、秋以降一気にやる過去問が増える。

そうすると第一志望、第二志望にじっくり取り組む時間がなくなるので、早めに始めた方が良い、と思うのです。

まだできないから、自信をなくすだけだ、という意見もありますが、学校別傾向がはっきりしているので、志望校のレベルに特化して、その内容に絞った勉強をまずやることの方が効率を上げる上で必要なことだと思います。

まだ組み分けに追われていると思いますが、もうそろそろそこから視点を変えて、本番の入試に向かって準備を進めてください。

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最終更新日: 3/12/22, 5:14 PM
09Mar 2022
オンラインでもできる、からオンラインの方がいいへ
  • 作成者: 広報  カテゴリ: 学習のヒント
コロナ禍で、オンラインでの授業を経験した子どもたちは多かったでしょう。

しかし、子どもたちが重傷化しにくい、ということもあり、緊急事態宣言下でも塾も学校も休校にはならずに進んでいます。

一方、ここのところ一気にオンラインのサービスが出てきました。

これは大変良いことだと思っています。

みんなが「オンラインでもできる」ということに気がついたので、これからもっといろいろな教材や指導方法が生まれてくるでしょう。

これからは「オンラインでもできる」から「オンラインの方がいい」に切り替わっていかないといけない。

実際に夜遅くまで通塾する必要はないし、時間の自由も場所の自由もペースの自由もあるわけだから、そこから自在に力を伸ばしていけるようになってもらわなければいけない。

WEB学習システムに「特別ゼミ」の機能が加わったので、子どもたちに必要なゼミを作って「オンラインの方がいい」と言ってもらえるようにしたいと思います。

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最終更新日: 3/8/22, 2:12 PM