03May 2018
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連休後から5年生もおよそ3ヶ月、夏休みまで決まった流れで勉強が続きます。
で、この間にきちんと勉強を積み重ねていける子とそうでない子では、大分差が開いてくる。算数も次第に難しい範囲になってくるし、算数で割合や比が出てくれば、理科の計算問題も始まるでしょう。
また見落とされがちなのが国語です。
国語は読解の勉強をしなくても、組み分けテストの点数が変わらない、というので、つい手が抜かれがちになりますが、文章の読解力は国語にとどまらず、すべての教科に必要な力なので、ちゃんと読解の練習をしていかないといけない。
そういう積み重ねが3ヶ月後に大きな差になってくるのです。
だからきちんと毎週の計画を立てて、やるべき課題をこなしていきましょう。
ただし…
計画を立てた後は立てっぱなしになってしまうケースが多いものです。
学校では運動会の練習が始まったり、校外学習の準備が始まったりして、思うほど勉強時間が確保できないこともあります。だから、常に結果を確認して、計画も立て直していかないといけません。
常に状況は変化するし、子どもたちのスケジュールも変わることが多いので、しっかり子どもたちと話をしながら、計画を固めてください。
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最終更新日: 5/4/18, 5:55 AM
02May 2018
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スタディールームの1週間の推奨コマ数は6コマですが、そのうち3コマは算数です。
国語、理科、社会は1コマなのに算数が3コマになっているので、算数の勉強量は多いと思います。この理由は算数が合否を決める上で大きな比重を持っているからです。
算数ができれば、合格する、とは限らないものの、算数ができなければ合格しない、のは間違いないのです。
算数は科目の特質上、1問の配点が高いのです。問題数が多いと言われる学校でも小問出題数は20題前後。つまり1問は5点ということになりますが、それ以外の教科は小問について1点から2点というところが多いのです。
ということは算数の失点を他教科でカバーするのは大変です。他教科の失点を算数でカバーすることは可能かもしれませんが、算数の失点を他教科でカバーするのはなかなか難しい。国語や理科社会の知識問題はそれほど大きな差がつかないからです。
なので、学校別に入るまでの間、フリーダムでは算数に学習の半分の時間をかけます。算数ができるようになれば、あとの教科を最後に詰めていくのは比較的簡単なのです。
5年生のうちは、組み分けテストで4教科のバランスを考えがちですが、やはり算数をがんばってください。
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最終更新日: 5/3/18, 5:55 AM
28Apr 2018
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国語・社会という科目の性質上、知識の暗記は避けて通ることができません。
授業の中で「では、問題です」といきなり問題を出して復習として確認するようにしています。
先日、こんなことがありました。
前回の授業で「来週までにこの20個覚えてきてね。来週聞くからね。」とあえて予告をしました。そこで、前回の授業で不正解だったものから5つ選んで授業の前に別紙に問題を作って、授業の冒頭で出しました。
「 あれ?さっきやったのに・・・・・・ 」とばつの悪そうな顔に。
結局、答えられたのは1つ。
ここで問題なのは正解が1つだったということではなく(まぁ1週間かけて1つというのがよいわけではないのですが・・・・・・)、本人の「さっきやったのに」という言葉です。
授業が始まる直前にまずいと思ってやったのでしょう。でも、やったばかりでもできなかったわけですから、そんな簡単に覚えられないのだということを感じてくれれば無駄ではないので、どうすればいいのかという話をしました。
多くの5年生は、まだ自分がどんなことにどれだけの時間がかかるか、どんな癖があるかなど自分自身の特徴はわからないものです。だから、失敗から何を学ぶかが大切なのです。失敗を学びの場に引き上げるのがまわりの大人の役目なのです。決して失敗を責めることではありません。
合否はがんばったかどうかではなく、自分がしっかり得点することで決まります。シビアかもしれませんが入試とはそういうものです。だからこそ、本人が「やった」ということで満足せずに、自分のペースでもよいので「できた」にこだわることが大切なのです。
ゲームの攻略本を読んでアイテムなどを一発で覚えられるのと同じように、すべての知識の暗記も一発で覚えようとしてはいけないのです。 例えば、興味のある歴史はすぐに覚えられる、興味のない地理はなかなか覚えられないという差が生じるように、 興味のあるなしで吸収スピードや定着度合いが全く違うのです。
ですので、自分の力で何も見ずに正しくできるのかという視点で、日々少しずつ繰り返して暗記に取り組んでほしいと思います。結果として、その方が覚えたものの定着はよいのです。
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最終更新日: 4/29/18, 5:55 AM