08Jan 2021
算数3コマの理由
  • 作成者: Golilla  カテゴリ: 5年生の担任から
スタディールームの1週間の推奨コマ数は6コマですが、そのうち3コマは算数です。

国語、理科、社会は1コマなのに算数が3コマになっているので、算数の勉強量は多いと思います。この理由は算数が合否を決める上で大きな比重を持っているからです。

算数ができれば、合格する、とは限らないものの、算数ができなければ合格しない、のは間違いないのです。

算数は科目の特質上、1問の配点が高いのです。問題数が多いと言われる学校でも小問出題数は20題前後。つまり1問は5点ということになりますが、それ以外の教科は小問について1点から2点というところが多いのです。

ということは算数の失点を他教科でカバーするのは大変です。他教科の失点を算数でカバーすることは可能かもしれませんが、算数の失点を他教科でカバーするのはなかなか難しい。国語や理科社会の知識問題はそれほど大きな差がつかないからです。

なので、学校別に入るまでの間、フリーダムでは算数に学習の半分の時間をかけます。算数ができるようになれば、あとの教科を最後に詰めていくのは比較的簡単なのです。

5年生のうちは、組み分けテストで4教科のバランスを考えがちですが、やはり算数をがんばってください。


新年度の募集要項を掲載しています。詳しくは募集要項をご覧ください。

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最終更新日: 1/8/21, 3:19 AM
06Jan 2021
学校別対策で応用力をつける
  • 作成者: Golilla  カテゴリ: 5年生の担任から
学校別対策に反対する塾の先生はあまり多くはなくなったように思うのですが、それでも「どんな問題が出ても対応できる」姿をめざしている教室もまだあるかもしれません。

実際にいろいろな知識を持ち、読解力や理解力がある子、というのはいます。で、そういう子はまあ、間違いなく、どこを受けても入るだろうなあ、と思います。

ただ、それはもったいなかったかもしれない、と思うのです。もともと頭が良くて、そんなに勉強してなくてもその位になってくれれば何も問題がないが、しかしかなりの時間を費やしてそうなったとすれば、行く学校は1つだからその学校に合格する力をつけて、後はほかのことをやっても良かったのかもしれないのです。

中学受験の範囲は途方もなく広いものです。学校の教科書で見ると中学3年生まで広がっています。だからそれをすべてマスターすること自体が途方もないことのように思うのです。だったら基礎だけしっかり固めて、必要な応用力は受験するであろう学校の対策でつければいいのではないでしょうか。

一番行きたい学校の入試に沿って応用力ができればいいわけで、それ以外は本当のことを言えば不要なのです。

だから受験カリキュラムが早めになっていますが、そこは基礎がしっかりしていればいい、とまず切り捨ててしまいましょう。つまり、あまり難しいことを4年生や5年生のうちにできなくたっていいのです。それよりは基本問題ができることに注力する。

そして早めに第一志望を絞り込んでいくことです。むしろ学校別の対策を早めに始められるようにする方が良いのです。

今4年生、5年生のご家庭はもしかすると大変な想いをされているかもしれませんが、応用まで行かない、と思うのであればむしろ基礎にとどめた方が良いでしょう。
むしろそこに集中して、そこまでできたらもうOKを出してあげていいのではないでしょうか。

後は6年生になって、学校別対策で応用の枝葉を広げていきましょう。

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最終更新日: 1/6/21, 2:27 AM
04Jan 2021
WEB学習システムと画面共有
  • 作成者: Golilla  カテゴリ: 5年生の担任から
スタディールームオンラインはテレビ会議システムを使った授業なのですが、特に威力を発揮しているのが画面共有です。

こちらの画面を向こうに見せて、教材やら説明やらを共有することができる。

これがWEB学習システムを最大に活かせるところなのです。子どもたちのアカウントにログインして、テキストを指し示したり、動画授業を流したり一緒に問題を解説したり、ということができる。

しかも画面に文字を書くことができるので、板書をすることもできるし、そこに子どもたち自身が書き込むこともできる。

とにかく便利です。

ただテレビ会議システムだけでは、この便利さはない。

WEB学習システムがあるので、テレビ会議が生きてくるのです。この方式を見つけてから、今まで指導することができなかった子どもたちに教えることができるようになりました。

教室から100km以上離れているところで、一緒に勉強している子どもたちがたくさんいます。

場所も時間も自由になったのは、やはり技術があればこそ。

だから、上手に使いこなせば、まだまだ効率は上がるのです。

塾、というスタイルは、幕末から変わっていません。テキストがあって、講師がいて。だから机と椅子と黒板があれば、できる、という時代が長かったわけですが、もうそろそろイノベーションが起きてしかるべき時期なのです。

実際に子どもたちはあっという間に使いこなしていますから、大人の側が意識を変えないといけない、と思います。


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最終更新日: 1/4/21, 3:11 AM