07Dec 2016
塩酸と水酸化ナトリウム水溶液の中和の計算問題には2つのパターンがあります。
つまり、塩酸を固定して水酸化ナトリウム水溶液を入れていく場合と、水酸化ナトリウム水溶液を固定して塩酸を入れていく場合とに分かれます。
前者はできる固体が0からスタートし、どこかで中和すると今度は水酸化ナトリウムが増えていく。つまり固体の増え方がどこかの時点で変わります。
一方後者はできる固体が0からスタートしない。最初から水酸化ナトリウムがあるからですが、それがどんどん食塩になっていって、完全中和するとそれ以上は固体が増えなくなります。
で、この2つのパターン、まず1回で教えてしまうことが多いでしょう。
しかし、フリーダムは2回に分けました。テキストの編集をしていて、担当の先生と協議をした結果、やはり2回に分けようと。
2回に分けても十分に理解できるかどうかはわかりませんが、じっくり時間を費やした方がお互いに納得がいくだろうと思うのです。
自分のところでカリキュラムをコントロールするからできることではあるのですが、やはり、子どもたちが理解できるペースを考えていきたいと思います。
フリーダム進学教室
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最終更新日: 12/8/16, 5:55 AM
06Dec 2016
学校から帰って、ちょっと休憩、と言ったのはいいが、それからテレビを見たり、ゲームをやったり。
なかなか勉強しない子、はいるものです。
「勉強しなさい!」と言って、勉強する子はまだいいでしょうが、その瞬間、バタン、と荒々しくドアをしめて消えていく子もいたりします・・・。
ま、反抗期は受験生の場合は比較的早く始まると思ってもいいでしょう。
お子さんがひとりだったりすると、もうなんか息が詰っちゃう感じになったりして。
だったら、いっしょに勉強するようにしたらどうでしょうか?
リビングやダイニングで勉強したっていいのです。
別に教えなくても良いので、ただ答え合わせを手伝ってあげたり、一緒に国語の文章を読んであげたりすればいいのです。
あるいは問題を競争して解いてもいいかもしれない。
子どもと時間を共有できるのは、もうそう長くはないので、息の詰る時間を過ごすくらいなら、一緒にやっちゃう、というのも一つの方法です。
フリーダムの場合、システムに答えを入力することで答え合わせが完成するので、この部分をお父さん、お母さんが手伝ってあげると子どもの勉強の管理ができるメリットもあります。
フリーダム進学教室
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最終更新日: 12/7/16, 5:55 AM
05Dec 2016
4・5年生の間はやはり、できるだけ本を読んでもらいたい、と思うのです。
さすがに6年生になると、そこまで時間はとれないかもしれないが、4・5年生に読書の習慣がついてくれば、ちょっとした隙間に本を読んでいるようになる。
そうやって少しずつ読み進める力はやはり最後、ものすごい違いを生むのです。
文章を読む力というのは、受験でも威力を発揮します。近年は国語に限らず、理科も社会も問題文が長くなっているので、それを端的に理解できる力は必要なのです。
で、何を読んだら良いか?と良く聞かれるのですが、とにかくおもしろいと思う物を読めばいいのです。
最初は、ゲームの稿略本だってよいかもしれない。推理小説、大いに結構。それでも違いが出てきます。歴史が好きな子は歴史の本を読めばいいし、化学実験に興味がある子は化学の本を読めば良い。
自分の好きなものを読むから、楽しいのです。楽しくなければ読書は続きませんから。
フリーダム進学教室
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最終更新日: 12/6/16, 5:55 AM