19Dec 2016
付属校、系属校、推薦枠
  • 作成者: Golilla  カテゴリ: 5年生の担任から
大学進学に関して、付属校にもいろいろなスタイルがあります。

基準の成績を満たせば全員が付属の大学に進学できる100%付属校。

学校の学則定員に対して、ある割合を割り当てる系属校。

そして学校法人自体は違うので、学校名に違いはあるがある人数の推薦枠を持っている推薦校。

推薦枠については、大きな枠でなければかなりの学校が推薦枠を持っており、これも大学の基準を満たせば他校を受験しないという条件で、入学が認められます。

慶應3校(普通部、中等部、湘南藤沢中等部)は全部が100%付属校ですが、早稲田は高等学院と早稲田実業が100%付属校ですが早稲田中学は系属校ですから50%程度がその推薦枠となります。

また香蘭は立教大学の推薦枠を80名持っています。これは母体となる修道会の関係によるものです。

大学進学に対して、それぞれの学校でいくつか独自のシステムがある場合がありますので、これもよく調べておくと良いでしょう。

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最終更新日: 12/20/16, 5:55 AM
18Dec 2016
大学受験に強い放任型
  • 作成者: Golilla  カテゴリ: 5年生の担任から
放任型というのは、自由な学校のことです。

制服もないし、校則もほとんどない。一応、期末試験はやるけれど、だからといって別に落第させることもない。

大学受験の勉強は別に授業でやらない。教員は自分の好きなことを教えている、といった感じ。

歴史でも通史をやることがなかったりする。

でも、まあ、大学受験の成績は良い。

この理由は、もちろん生徒たちがそれなりにできることと、本人たちが自分で受験準備を考えるからでしょう。

させられない以上、大学に入るために自分で何かをしないといけない。塾に行く、先輩の話を聞く、その他いろいろな情報を集めた上で、まあ、こういうやり方をしようか、と進んでいく。

もちろんその途上で壁にぶつかることもあるだろうが、自分でやる、という経験が多いから、何とか乗り越えていく。

その意味ではずっと管理されている生徒たちに比べると、最後の追い込みで伸びが違うのです。

もちろん、なかなか本気にならない生徒もいますが、しかし、大方は自分で進んでいく。

最終的にこの先は、自分でいろいろな問題を解決する必要があるわけで、その力を蓄えられることが放任型のメリットと言えるでしょう。

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最終更新日: 12/18/16, 11:44 PM
17Dec 2016
がんばる時期はなければいけない
  • 作成者: Golilla  カテゴリ: 5年生の担任から
早い時期からの塾通いは、あまり賛成はできないのですが、しかし、受験する以上、がんばる時期は当然必要です。

ただ、それがあまりに長いと、精神的に疲れてしまうし、もとよりそんなに長くはやれないところがある。

例えば大学受験生の場合は、体力もあるから、さらに短期間でがんばることができるでしょうが、小学生の場合は体力がないから、まあ、そんなに長くもできないし、短期間に睡眠時間を削ってやる、ということもできないのです。

これは、できないし、やろうとするべきでもない。やろうとすれば、何らかの悪影響が起きるからです。しかし、半年ぐらいはがんばれるだろう、とは思います。つまりそれは受験前の半年。

締め切り効果もあるし、いろいろなことをやってきて、最後実戦的な勉強をしていると「出るもの」「出ないもの」がはっきり見えてくる。4/5年生のときは、そんなのは見えていないでしょう。土台、志望校も決まっていない。しかし、6年生の受験前半年は志望校も決まり、出題傾向も絞り込めるから、やらなければいけない勉強が具体的にイメージできる。

だから、がんばることもできるのです。で、もう一つ大事なことは、そこまでに疲れていないこと。また自分がダメだ、とも思っていないこと。

この2点は非常に大切です。ところがどうもこの時期に入る前に疲れたり、自信を無くしてしまっている子が多い。これがもったいない、といつも思うのです。

最後の半年間は本当に、がんばればかなりできるようになる時期です。ですから、ここでがんばれるように、その前は基礎の勉強に徹していくと良いでしょう。

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