16Dec 2016
よく「算数の問題はじっくり考えさせてください」というお話をします。
子どもたちが自分で問題に取り組んでいくとき、いろいろなことを試しているうちに時間がかかってしまうことがあります。図を描いてみた、グラフにしてみた、そういう試行錯誤をやってはいるものの、実際に答えが出てこない。そろそろ答えを見たら?いや、まだ。
こういうときは、多少時間に余裕を持って子どものすることを見ていてほしいと思います。だって次にやらなければいけない問題が。その通りですが、これまでかけた時間を有効にする意味では、ある程度結論が出るまでは時間をかけるべきなのです。その試行錯誤の中で子どもたちの中にいろいろな経験が積まれています。これでは、だめなんだ、そうか。だめなんだという発見も大事なことなのです。そして、出来る場合もあるでしょう。最終的に「だめだ、わからん」という場合もあるでしょう。そこまで来て答えや解説を見ると、それこそ水が砂にしみいるように理解が広がります。それを中途半端にさえぎって、答えを見ても十分に経験があがっていないので、理解が進まないのです。
自分の頭で考えている以上、思考力を伸ばす練習は積んでいるわけですから、あまり問題数にこだわらずに進めてください。
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映像講演 第2回母親講座 家庭学習をどう充実させるか
最終更新日: 12/17/16, 5:55 AM
15Dec 2016
子どもたちの月例テストの成績を見ていると、4教科の偏差値がそろわない子も少なくありません。
そう全部の教科ができるようにはならないものです。
でも、今のうちはあまりそろえない方が良い、と思います。
子どもにはやはり好き嫌いがあり、得手不得手があるわけだから、まず得意なもの、好きなものを伸ばすのがいいのです。
得意なもの、好きなものはやっていても苦にならない。できると思うから力もはいる。そして力がついていけばいいのです。
全体のバランスを取るのは6年生の夏休み以降で十分。。
そこそこできるようになるぐらいなら、1教科だけ「すごくできる」ようになってもらいたいと思います。
そうなると、どの科目もそこまでいく可能性を持つことになる。
その子の潜在能力はそのくらいあるということなのだから、さらに可能性が広がるでしょう。
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最終更新日: 12/16/16, 5:55 AM
14Dec 2016
5年生はまだ、なかなか自分で勉強のペースを作れないところがあります。
勉強はしなくちゃいけない、とは思っているのですが、なかなか始まらない。塾がない日、学校から帰ってきて、さあ、始めようと思っていてもなかなか始まらない。
ちょっと、テレビ。ちょっと漫画。ちょっとゲーム、あらあら。
といっているうちに、ふと気が付くとソファーで寝ていたりする。
いや、でもだかrといって怒ってはいけません。だって小学生ですから。中学生だって、高校生だって似たようなところはあるのです。
だから、いっしょに勉強していくことが大事だと思っています。
最近、「結果にコミットする~」というのがありますが、あれもコーチングの効果がやはりすごいと思うのです。
励まして、注意して、食べさせず???
でも、結果を出すということはそういうことなのではないか、とも思える。叱ったところで次の日も同じでは仕方がない。
どうやったら結果が出るか、子どもたちと一緒に知恵を絞っていく必要があるのです。
そのうち、自分でできるようになるにしても、最初は手助けが必要でしょう。
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最終更新日: 12/15/16, 5:55 AM