25Dec 2016
例えば円錐の表面積は(母線+半径)×半径×3.14という公式で求められます。まあ、これを覚えるのは悪いことではない。
また、円周率は普通3.14の計算になるので、314の九九を覚えるのも悪い手ではありません。(314×2=628、314×3=942・・・と314×9まで覚えることです。)
しかし、応用問題はいろいろなパターンがあり得るわけで、それをひとつひとつ解き方を覚えることは、あまり得策ではない。というか、不可能でしょう。
だから問題をその場その場で分析して、その解き方もまたその場で考え出していく、と言うので良いのです。
復習をする、ということはその解き方を確認することであって、覚えることではない。しかし、組み分けテストの向けてそれを覚えなければならない、などと勘違いしている場合が見受けられます。
社会や理科の知識問題と訳が違うのです。だから、解き方を覚えようなどと考えてはいけない。
算数はその場、その場で解き方を創り出していく、そういう勉強をしてください。
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最終更新日: 12/26/16, 5:55 AM
24Dec 2016
算数の問題を解くのに、つい、頭の中でやってしまい、計算も暗算、というのは男の子には多いでしょう。
しかし、それではミスが多くなる可能性がある。それ以上に、記述式の問題の学校の場合、点数が取れません。
ですから、5年生のうちから、そういう話をします。
「君の志望校は、記述式の学校だから、その解き方だと答えが合っていても点数は高く取れないよ。」
と言うと、やはり、それはだめだ、ということになる。
志望校が決まれば、5年生からやり方を変えるところが出てくるのです。
まあ、成績は気になるかもしれませんが、まずは、「どこに行かせたいか」を中心に組み立ててみると良いでしょう。
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23Dec 2016
子どもたちがやったテキストを見ていると、図にいろいろな書き込みが見られます。
中にはいろいろ考えて線を引いたために、実際の問題の図がわからなくなってしまう、ということもあるものです。
最近の子どもたちは自分で図を描くというのが下手になりました。これはやはり問題を板書したり、解説を写す作業が減っているからだと思います。テキストを配り、解答・解説を配れば、先生が板書した解説を写さずともわかるので、別に後で苦労しない。というので、板書を写さないということも多くなったかもしれません。
しかし、これでは子どもたちの図を描く力がつかない。
だから問題を解くとき、決して問題の図を使わない。自分で図を描くべきです。
問題の図は、そのまま情報としてとっておかないといけない。
だって書きこんで最早原型をとどめなくなったら、元になっている情報が正しいかどうか、わからなくなってしまうのです。つまり本人は確かめようがなくなる。
このことは、今後勉強を進めていくうえでとても大事なことです。
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